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建築コース当時4年生(現5年生)の松門慧さんが公益社団法人インテリア産業協会主催「令和6年度キッチン空間アイデアコンテスト」
で奨励賞を受賞しました。
この設計コンペは、4年次の夏季に行われた熊本大学でのラボインターンシップの課題で取り組んだものになります。
キッチンを調理や食事の場としてだけでなく、団らんや憩いの場、食育の場として位置づけ、暮らしの中心的な空間と捉えた設計コンペです。
松門さんの作品は、「緊急時に対応できる交流キッチン」をテーマに設計を行い、日常時は地域の団らんを育むコミュニティキッチンとして機能し、
災害時には炊き出しキッチンとして温かい空間を提供することを目的としています。
近年、多発する自然災害において、見ず知らずの人と助け合うことは心理的なハードルが高いと考えられます。
そのため、平時から地域住民が気軽に集まり交流できる場所を設けることで、
災害時にも自然な助け合いが生まれる環境を整えることを目指しています。
この設計は、「日常と非常時をつなぐ空間デザイン」を追求し、
地域コミュニティの強化と防災意識の向上を兼ね備えた新しいキッチン空間のあり方を提案しました。
以下,松門さんと受賞作品を写真で紹介します.
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