4A研修旅行

 4年生が,5月14日〜17日に研修旅行に行きました。各所で熱心に見学をする学生の姿が印象的な旅行になりました。

 今回は,京都での自主研修において,卒業生の永松尚さん,中島宏典さんにご協力をいただきました。 自主研修前日の夜には,ご多忙のなか,レクチャーもしていただきました。ここに記して心からの謝意を表します。

 以下,森康貴くんの旅行手記(「高専だより」より)です。

 古代の人々はどんな思いを持って建物を建てたのだろう。建築家は,何を考えてこんな形にしたのだろう。 これらの疑問を抱きつつ,私たち建築学科は,関西地区の建物や街並みを見学しました。
 京都・奈良の古建築見学では,教科書の写真では理解できないスケール感や重厚感を周辺の自然環境とともに体感できました。 神戸異人館では,洋館が立ち並ぶ街並みや,独特の装飾が施された内部空間を味わいました。 大阪では,人々が日々の生活を営む街の中に天高く聳え立つ現代建築の迫力を目の当たりにし,圧倒されました。
 今回の研修旅行で,全ての疑問を解消させることはできませんでしたが,実際に自分の足で歩き, 現場に立ってみることで,建物の形に秘められた思いを少しだけ感じ取ることができました。 今後の学習の中で,研修旅行で解消できなかった疑問,そして,建築の持つ力や役割に迫っていきたいと思います。

 以下,研修旅行の様子を写真で紹介します.

北野異人館(風見鶏の館前)での集合写真

法隆寺での見学の様子法隆寺でスケッチをする学生
   
東大寺大仏殿を目の当たりにして一斉に写真撮影をする学生東大寺大仏殿での見学の様子
   
ミーティングの様子中島さんによるレクチャー
   
自主研修での集合写真(国立京都国際会館)竹中大工道具館での見学様子